石川県|金沢駅・県庁周辺の美容室
Deja−Vu デジャヴュ
10:00〜18:00
Kanazawa column
彦坂 松弘の“Kanazawa column”『 鏡の前での出会い 』
2011年1月 ■お客さまに育てられて 先日、創業当時からのお客様をカットしている時、お客様が一言こうおっしゃった。僕のことをお店をオープンしたころは、生意気で自信過剰だったけど、今は随分謙虚で金沢の人っぽくなったねと。 創業からの18年間を少しだけ振り向けば、地元のお客さまに育てていただいたから今の僕らがあると思った。古くからのお客さまの一言で気がつき、その後は感謝とおかげさましか言葉が思いつかなかった。 無我夢中で走ってきて、折り返し地点を回ったところですが、これから始まる第2章はどんな展開にしようかなとワクワクしている。 2010年2月 ■ウェットで体温のある「演歌」 先日朝刊に出ていた演歌歌手の方が店に来てくださった。数ある美容室の中で、うちのサロンに来ていただき感謝しています。本当にありがとうございました。記事のとおりステキな方でした。 ボクは何よりも演歌の匂いが大好きだ。節回しが心に染みる。一方メディアでは企業の論理ですごくシビアな現実を報じている。つくづくドライな時代だと思う。 おかげさまで師匠の川島文夫先生と知り合え、考えることの大切さに少しだけ気づいた。今現実に起きている現象と本質をニュースな心で受け入れ、歯を食いしばって明日への希望につなげたらと思っている。 なによりドライよりウェットで匂いがあるものがいい。インターネットもすごいけれど、新聞は匂いがして温度がある。昔は寒い時、洋服の下に巻いたそうだ。演歌や新聞のように匂いがするウェットで温度があるものがボクは好きだ。