夢をみていた。
ドンムアン空港へと向かうタクシーの中で、遊び疲れた体が睡眠を欲していて、その要求に応えた。
夢の内容は覚えてないけど、何か感覚的なものとして頭の中に残ってある。
AM 5:00.
起床。
チェックアウトを済ませ、ホステルのスタッフにタクシーを呼んでもらった。
1番最初に来たタクシーがホステルのスタッフと何やらもめ始めた。
そのまま発進して何処かへ消えた。
なぜだ?
「okay!okay!」
とホステルのスタッフは言っていた。
なぜもめた?
2台目のタクシーを呼んでもらい、そのタクシーに乗車することができた。
空港に着き、搭乗手続きを驚くほど簡単に済ませた。
空港内にあるマックで朝マックをした。
驚くほど待たされた。
仕事が遅すぎる。
そして、タイを出発して第二の目的地マレーシアへと向かう。
今彼はどこでも寝れる体勢が整った。
こいつ、どこでも寝るじゃん。
シリア内戦下でもきっと寝るだろう。
銃弾が飛び交う中1人夢精しながら良い夢でも見るのだろう。
短いフライトの時間を終え、マレーシアにたどり着いた。
マレーシアのイミグレでは出入国カードが廃止されているので、超簡単に入国審査を終えた。
マレーシアはアジア圏の中では珍しくイスラム教圏になる。
女性は常にターバンを巻いて頭髪を隠している。
マレーシアでの目的はモスクを見ることと、首都のクアランプールを散歩するという半日のトランジット弾丸旅である。
そういえばクアランプール国際空港の内部のあちこちに
"transit tour"
という広告をたくさんみた。
ここの空港は乗り継ぎで利用する人が多いため、それを利用してのツアーだと推測する。
半日観光で行く人が多いってネットにも書いてたしね。
ボク達も乗り継ぎを利用した半日観光だから、クアランプール国際空港の思う壺だ。
そして、目的地であるピンクモスクがある駅に着いた。
圧倒的な何もなさ。
ここからバスで20分ほどで着くらしい。
ダンキンドーナツあるじゃん!!
ダンキンドーナツはニューヨーク時代にお世話になった。
"終わりなき人生賛歌"と言えるこのダンキンドーナツで沢山のドラマが生まれた。
よく考えたら、そこまでドラマはなかった。
砂糖の塊のようなドーナツと着色料をふんだんに使った青と緑のドーナツがあったぐらいだ。
そして、マレーシアでもダンキンドーナツを食べる。
ここのダンキンドーナツのスタッフは腰砕けるぐらい仕事が遅かった。
「どこから来たの??」
とターバンを巻いた女性に聞かれた。
「日本からだよ。」
とボクは答えた。
「日本!?なぜこんなところに日本人が?」
と聞かれたので
「モスクを見に来たんだ。ピンク色のモスクをね。」
とボクは答えたが、そんなことよりも時間がないから早くして欲しかった。
バスで20分ほどで着くらしいが、めんどくさくなったのでタクシーを利用した。
ターバンを巻いた運転手だった。
「どこから来たんだ?」
と聞かれ、ダンキンドーナツでのやり取りをそのままリピートした。
そのうちめんどくさくなって適当に返事していたら、内容がねじれにねじれた。
最終的に、ボク達は英国に住んでいる日本人という設定になった。
なんでや。
ニューヨーク編
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マルタ共和国編
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イングランド編
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香港・マカオ編http://ameblo.jp/suizenjigengorou/theme-10104260115.html
台湾旅行編