ポルドガルの風が吹く。
晩御飯はポルドガル料理を食べる事に。
外は小雨が降っていた。
ヨーロッパの街並みに、石畳に降る小雨は相性が良く、より雰囲気が盛り上がる。
まあ、ここは中華人民共和国マカオ特別行政区だけどね。
凄まじい量の料理が運ばれてくる。
魚料理は塩辛く最後まで食べきれなかった。
すまん。
ついでに、食事代や移動費はほぼ全額、Pandaちゃんに奢ってもらっている。
ここでのディナーも全額だしてもらった。
晩御飯前に遊んだカジノで、みんなに買うお土産代を注ぎ込んでしまい、現金がなくなってしまった。
歴史的大敗である。
スロットなんか札がスルスルと中に入っていくので、お金を使っている感覚にはならない。
しかもカジノの近くには必ずATMがある。
賢いやり方だ。
カバンの中にはすでに日本円で2000円ぐらいしか持っていなかったボク。
本当に情けない。
カジノで金がなくなるという一番ダサい奴になってしまった。
食事を終えて店を出た時にPandaちゃんが
「私の家の近くにユニクロっぽい店がある」
と言っていた。
メイソウ?
確かに。
「中国はいつも日本のものをパクる。」
とPandaちゃんは言っていた。
自虐ネタだね。