スピードを上げるばかりが人生ではない。
そんな事は言っても世界は"スピード"を必要としている。
仕事にはスピードを求められるし、どこかの場所に移動するときなんかはスピードが早ければ早い方がいい。
決断なんかもそうだ。
携帯電話でも通信速度が遅ければ人々は苛立つ。
ウサギとカメの世界では最後に一歩一歩確実で懸命に歩くカメが勝ったが、99%の試合はウサギが圧勝していたであろう。
カメにはウサギに勝つほどの速さはない。
男たちがスピードを競うとき、誰もが我こそがスピードスターだと自己主張する奴ばかりだ。
そもそも試合前に負けることを考えるバカなんかいない。
ボクは片岡くんに勝負を仕掛けた。
勝負の会場となったのはラウンドワン難波店の地下一階。
そこには走り屋達が目を充血させながら我先にと争っていた。
元・暴走族や走り屋たちがスピードの魔術によって呪われ、風で燃え尽きるまで走ることを義務付けられた明日なき男達。
例え仲間がクラッシュで死んだとしても
「あいつは運が悪かったんだ。」
とタバコをふかせてバーボンを飲み、ビリヤードをしながら話す。
名もなきスピード狂が今日もアクセル全開でレースに参加する。
こんな感じでハードボイルド風に書いたけどマリオカートで勝負したって話。
片岡くんは負けたことがないと自分で言ってた。
そんな奴にギャフンと言わせてやる。
それを目的にボクはハンドルを握った。
勝負したら、超速かった。
ボクの敗走だ。
そういえば、マリオカートで勝ったことなどほとんどない。
先週はこいつにも負けた(事情により顔の出演はなしにさせていただきます。)
次会う時はクラッチバッグ蹴ったろ。
1人はゲーマーで、1人はただのイケメンだ。
今月の中旬に2人で取れ高maxの事してくるので、乞うご期待。
「最近、ブログ更新してませんね。」
とサボってることを指摘してくれたATSUKOさんに感謝です。
お酒が入り過ぎてシャツを中に入れる所の写真を載せてしまいました。
不快な思いをされた方はすみません。
ニューヨーク編